2012年8月7日火曜日

同調(シンクロ)

夕暮れ前、ひさしぶりにルナ・レイに乗りました。
なんだか…息が苦しくて、気が付くと深呼吸深呼吸…。
馬に乗ると…気心が知れた馬に乗ると…素の自分になるんですよね。

平静を装ってみたけれど、やっぱり無理みたい…。
ルナ・レイも、そんなtearに同調(シンクロ)していくようでした…。

馬は背中に乗せた人と自然にシンクロしていくのです。
だから…、馬を落ち着かせようと思えば、まず、人が落ち着いて、呼吸を整える。
逆に人を落ち着かせようと思えば、気分の乱れの少ない馬に乗ってもらい馬に人をシンクロさせていく…。

今日のルナ・レイは…tearの心をそのまんま映しているようでした。
不安、戸惑い、乱れ…。
それでもそんな中で、それでいいよって言っているような…そんな気がしていました。

眩しすぎる青空と強すぎる太陽の中…一人の青年が空に帰りました。

親しい知り合いの息子さんであり、tearの息子のよき先輩だった彼の葬儀が行われていました…。
亡年22才の悲しすぎる別れでした。

一昨日の綺麗な虹は、彼の魂が空に映っていたのかもしれません。
ちょうど、その時間に彼の命の灯が消えていったそうです。
あの虹は、素敵な彼からのお別れの言葉だったのかな…。

そして、昨日の激し過ぎる雷雨…。
本当に本当に息子さんたちを愛していたお父さんとお母さんの、涙雨としか思えませんでした。

きっと…虹も雷雨も、その親子の心と魂に同調(シンクロ)していたのでしょう…。

輝くように懸命に生きた彼を忘れません…。
同じ空にいるピンキー親子(馬)が、彼を背に乗せて駆けてくれますように…。


ルナ・レイも、ありがとう…。
悲しい時は悲しいまんまでいいんだよね…。

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