2010年10月20日水曜日

希望の光…11






2009.5.10…20:30…

いつだってそうだ。
ハートは大変なことも凄いことも、ケロッとやってのける。

そんなハートを見て、いつも口から出る言葉は…ありがとう…に、なってしまう…。
だけど、やっぱり今回ばかりはそばにいさせて欲しかったなぁ…。
そんな思いもずっと心にあった気がする。


ピンキーとハートの出産で、出産はいかに日常的なことであり、そして奇跡的なことなのかを思い知らされていた。


…実はどんな日常も、奇跡の連続で成り立っているのかもしれない…。

「今、生きている…それこそが奇跡なんだよ…。それだけで奇跡なんだよ…。」

そんな言葉が頭の中をめぐっている。


そんな風に誕生した子馬は、母馬ハートの愛情と励ましを一心にに受け、tearたちの目の前で、まさに立ち上がろうとしていた。

ピンキーの子、レイがあんなに大変で、結局出来ることのなかった「自分で立ち上がる」こと…。

ハートの子は、いとも簡単にやってのけようとしている。
ただ、そこには母馬ハートの温かで力強い励ましが、かかせない当たり前のものとしてあったのだ。

そんな母子を見ながら、嬉しさと辛さが交錯していた。

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