2011年3月15日火曜日

馬とここにいる

雲の色が濃くなって、もうすぐ雨が降り出すことを知らせる午後、お客さまの予約時間でもないのに、エオの谷の番犬ボコとアリスが吠え始めたのです。

「ワンワンワンワン、ワォーンワン…」
吠えるトーンから、来訪者があることがわかります。

誰だろう…と外に出たneoは、部屋に帰って来ず、tearを呼びもしません…。
通常、お客さまなら呼びにもどるので、まぁいいか…と、中のことをしていました。

少し経ってクラブハウスに戻ったneoは、
「前にも来たことがあるおじいちゃんだったよ。」と。
「ちょっと馬を見に来たんだって。」

もう帰ったよと言うneoに、ただ頷いたのです。
近所に住むおじいちゃんやおばあちゃんが、馬を見に立ち寄るのはめずらしいことでもなかったので、気にも止めずにいたのですが…。

「実はね…」と、neo。

「顔を見たらtearも知ってる人だよ。家でテレビを見てても地震のことばっかりで、気分が重くなって馬を見に来たんだって…。やっぱり馬はいい…って言って帰っていったよ。」

そうだったんだ…。

おじいちゃんのお顔を見て、そばにいたかったなと、ちょっぴり思ったtearでした。

でもきっと、おじいちゃんはneoと少し言葉を交わし、馬を眺めて、穏やかに帰っていかれたのでしょう。

エオの谷がここにあること、馬たちがここにいること…その当たり前を守っていかなければ、と思った午後でした。

2011年3月12日土曜日

晴れた空の下

昨日とはうって変わって、穏やかな春の日差しのエオの谷です。

そんな今も…東日本では大地震に震える時が刻まれていると思うと、胸が痛みます。

NZ地震のニュースも、ついこの間のことなのに…。

tearの知人やエオ仲間も宮城県や神奈川県に住んでいるので、昨夜は状況確認に必死でした。
メールの返信があるまでの、重苦しい時間…。
幸いなことに、宮城県の知人も神奈川県のエオ仲間や知人も、怪我もなく無事だということでした。

複雑な思いで見上げた今日の空は…全てを知ってか知らずか、あまりに穏やかで…馬にのるエオ仲間とともに、「生きる」ことを考えずにはいられませんでした。

人はいつの時もそれぞれの思いを抱え、それぞれの場所で生きていて…どんな時も、やっぱり生きていくんですよね…。

neoとtearは、この場所で、やっぱり前を向いて生きていたいと思いました。

少しでも多くの人が助かることを祈りながら…。

2011年3月11日金曜日

幻の雪景色




積雪10センチ弱と辺りは真っ白だった午前のエオの谷。
一時、吹雪状態で、その中での雪中乗馬のエオ仲間は、この冬最後の記念すべき雪中乗馬かも?!と…。
乗り終わった頃から、晴れ始め、あれよあれよと砂色に戻っていく馬場は、早送り映像を見ているようでした。
午後には、写真の状態…。
春の雪は、まるで幻のようです。


あれ?

朝起きると、なんか普通に雪が積もっていました。

ちょっとびっくり(@_@)

2011年3月10日木曜日

絵本

今日もさむ〜いエオの谷です(*_*)

この感じだと、卒業式まで寒いのかなぁ…。
と、地元の小学校の卒業式が思わず気になってしまうtear。

tearもエオの谷も地元の小学校とは、深〜い繋がりがあるのです。
実は昨日も、今年度最後の絵本の読み語り会でした。
年度末のこの会は、6年生への餞の会でもあるわけで…。
毎年、絵本館のみんなで手作りプレゼントを制作。
そして中には、この1年間に読み語りした絵本の題名を綴り…。
卒業のお祝いとするのです。

今回のプレゼントは、最後に読んだ宮沢賢治の『どんぐりと山猫』の一部を使って…でした。

そして、いつも添えられる言葉があるのですが、ちょっと心にグッときます。
その言葉を拝借させていただくと…。

……大人になってゆく あなたへ……

本は 心をたのしくしてくれる
本は 心を強くしてくれる
本は あなたを子どもの心にもどしてくれる
本は あなたを大人にしてくれる

本との出合いを大切に

……

tearは、絵本は心を映す鏡のような気がします…。
その時その時によって、輝いたり曇ったり…。
泣いたり笑ったり…。

本当に絵本って不思議ですよ。
子どもの頃に読んだ絵本…大人になって、もう一度読んでみてください。

そこには、きっと素敵な何かが隠れていますから(^w^)

2011年3月9日水曜日

春雪

すべてのことが春に向かっているなかで、この白い妖精たちだけは、まだ冬をイメージさせるのです。

朝から、春一番に似たすごい風…
でも、寒いな寒いなと思っていたら、空からちらちらと…。
そして、あっという間に風が白色に…。

ほんとに、さむ〜い!

そんな中でも、時折笑顔を見せながら馬に乗る少女。
その笑顔にいつも、感心させられてしまいます。

でも、そんな彼女とともに馬場にいる時間は、tearの幸せな時間でもあるのです。

これからも、いっぱいいっぱい一緒の時を過ごそうね(*^o^*)

2011年3月7日月曜日

思い

今日のお天気は、嵐…。
山を通り抜ける風が木々にあたりゴォーゴォーと音を立て、霙混じりの雨とともに暴れています。

外に遊びに出た猫たちも、あっという間にクラブハウスに戻ってきました。
こんな日は、薪ストーブの炎が恋しくなりますよね。

そんなクラブハウスにあるテーブルの飾りスペースに、neo作の蹄鉄細工と一緒に、ドライフラワーになりかけたコサージュが置いてあります。
実は、卒業式の日にtearがつけたものなのですが、なんだか名残惜しい気がして…。

これまで、sonsの入学式や卒業式、何度も繰り返しましたが…。
今になると、その時々も一瞬に過ぎ去ってしまった気さえしてしまいます…。

けれど、その時その時の思いは、大切に胸の奥にしまってあるのです。

そんな入学式、卒業式のコサージュは、いつも手作りすることにしていました。
前日にコサージュを作りながら、いろんな思いをめぐらせては、一人で泣いたり笑ったり…(笑)
それはそれで、素敵な時間でした。

次男坊も、高校を卒業し、嬉しさ半分寂しさ半分といったところでしょうか。

そして、卒業式の日の担任の先生のお話…というか、餞の言葉は…少し、ジーンとくるものでした。

心に残ったのは、「自分を大切にしてほしい。そして、今の友を大切にしてほしい。」ということと、「決して夢を諦めなければ、たとえ今、その夢に届かなかったとしても、またチャンスは訪れる」という言葉でした。

実はtearも、小学校六年生の卒業を前に、同じような言葉を贈るのです。

次男坊の担任の先生とは、進路のことでイガイガした時期もありましたが、この先生も生徒を思う気持ちは胸いっぱいあったんだろうな…と、感じた時間でした。

子ども達を見つめる大人の一人ひとりに、それぞれの思いはあるものなんですよね。